自分の高血圧はどの程度なのかまず知ることが大切です。
そして、高血圧以外に危険となる要因がないかどうかもチェックする必要があります。
この2つを確認することで、心血管病の危険性がわかります。
それによって、薬物療法の開始時期を決めることができます。
●高血圧のレベル
正常高値血圧は、収縮期血圧130から139mmHg、拡張期血圧85から89mmHgです。
1度高血圧とは、収縮期血圧140から159mmHg、拡張期血圧90から99mmHgです。
2度高血圧とは、収縮期血圧160から179mmHg、拡張期血圧100から109mmHgです。
3度高血圧とは、収縮期血圧180mmHg以上、拡張期血圧110mmHg以上です。
●危険となる要因
1高齢(65歳以上)です。
2喫煙しています。
3脂質異常症
4肥満
5メタボリックシンドロームです。
6家族で、若年(50歳未満)で心血管病を発症した人がいます。
7糖尿病
8慢性腎臓病
9臓器障害があります。
10心血管病(脳梗塞、心筋梗塞など)です。
●リスクの危険性
危険となる要因がない場合は、正常高値血圧であればリスクなしです。
1度高血圧は低リスク、2度高血圧は中等リスク、3度高血圧は高リスクです。
メタボリックシンドロームまたは、上記の1から6の項目の中で1個から2個に当てはまる人の場合は、正常高値血圧であれば中等リスクです。
1度高血圧は中等リスク、2度高血圧は高リスク、3度高血圧は高リスクです。
上記の項目7から10のどれかに当てはまるもしくは、上記の1から6の項目の中で3個以上に当てはまる人の場合は、正常高値血圧でも高リスクです。
1度高血圧は高リスク、2度高血圧は高リスク、3度高血圧は高リスクです。
●薬物療法開始時期
低リスクの場合、3ヵ月以内の生活改善をしても血圧が下がらない場合に薬物療法を開始します。
中等リスクの場合、1ヵ月以内の生活改善をしても血圧が下がらない場合に薬物療法を開始します。
高リスクの場合、すぐに薬物療法を開始します。